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一級建築士構造学科まとめ勉強法2026年

一級建築士【構造】完全ガイド|計算・文章題の全範囲を体系的に攻略する

一級建築士の学科試験で、多くの受験生が最後まで苦しむのが**構造(全30問)**です。

しかし構造は、正しい順番で・正しい範囲をやれば、安定した得点源に変えられる科目でもあります。計算問題はパターンが決まっており、文章題は「なぜそうなるか」の理由とセットで覚えれば応用が利くからです。

このページは、当サイトの構造記事を学習しやすい順に体系化したガイドです。どこから手を付けるか迷ったら、ここを起点にしてください。


構造科目の全体像——2つの顔がある

構造の30問は、大きく2種類に分かれます。

分類内容攻略法
力学計算問題(前半)座屈・たわみ・応力・ラーメン・トラスなど解法パターンの習得
文章題(知識問題)(後半)RC造・鉄骨・木造・地盤基礎・荷重など理由とセットで暗記

おすすめの学習順は「計算 → 文章題」。計算は積み上げ式で時間がかかる一方、一度身につけば確実に取れます。先に計算を固め、直前期に文章題を詰め込むのが王道です。


STEP1:力学の基礎を固める

まずは「力がどう伝わるか」の土台から。ここが崩れると後がすべて崩れます。

部材応力(反力・Q図・M図)

すべての計算の出発点。単純梁・片持ち梁の反力を求め、せん断力図(Q図)と曲げモーメント図(M図)を描けるようにします。

👉 一級建築士【構造】部材応力の求め方|Q図・M図を図解で完全解説

断面の性質(断面二次モーメント)

部材の「変形のしにくさ」を決める断面二次モーメント。平行軸定理・組み合わせ断面まで押さえます。

👉 一級建築士【構造】断面二次モーメントの求め方|公式・平行軸定理・組み合わせ断面を図解


STEP2:変形・座屈を攻略する

次に「部材がどう変形し、どう壊れるか」。頻出かつ得点しやすい分野です。

たわみ・たわみ角

4パターンの公式を暗記し、組み合わせで解けるようにします。

👉 一級建築士【構造】たわみ・たわみ角の公式を図解で完全解説|4パターン暗記法

座屈

オイラーの公式と有効座屈長さ(境界条件4パターン)。毎年のように出ます。

👉 一級建築士【構造】座屈の公式と解き方|有効座屈長さ・細長比を図解で完全解説

仮想仕事の原理(単位荷重法)

たわみ・変位を求める強力な手法。モーメント図の積算を使いこなします。

👉 一級建築士【構造】仮想仕事の原理・単位荷重法を図解で完全解説


STEP3:骨組構造を解く

部材から「骨組(構造物全体)」へ。静定構造の解法を身につけます。

ラーメン構造

門型ラーメンのM図・Q図・N図の描き方。静定・不静定の判別も。

👉 一級建築士【構造】ラーメン構造の解き方|M図・Q図・N図を図解で完全解説

トラス

平行弦トラスを断面法(リッター法)・節点法で解く。ゼロ部材の見つけ方も。

👉 一級建築士【構造】トラスの解き方|平行弦トラスを断面法・節点法で図解解説


STEP4:塑性・終局状態を理解する

弾性だけでなく「壊れる直前」まで踏み込む、近年頻出のテーマです。

全塑性モーメント・崩壊荷重

断面の塑性化から崩壊機構、仮想仕事法による崩壊荷重の導出まで。

👉 一級建築士【構造】全塑性モーメントと崩壊荷重を図解で完全解説

複合問題

複数の手法を組み合わせる応用問題。4タイプ別の判断フローで攻略します。

👉 一級建築士【構造】複合問題の考え方と解き方|4タイプ別攻略法


STEP5:文章題(知識問題)を仕上げる

ここからは暗記中心の文章題。計算が一段落したら一気に詰めます。**「数値+なぜそうなるか」**をセットで覚えるのがコツです。

荷重・外力

積載荷重の大小関係、地震力 Ci=Z・Rt・Ai・Co、風圧力、積雪荷重。文章題の最重要テーマ。

👉 一級建築士【構造】荷重・外力を整理|積載荷重の大小関係・地震力・風圧力・積雪荷重

鉄筋コンクリート(RC)構造

かぶり厚さ・配筋規定・靭性・短柱のせん断破壊。

👉 一級建築士【構造】鉄筋コンクリート構造の知識まとめ|かぶり厚さ・配筋・靭性のポイント

鉄骨(S)構造

高力ボルト・溶接・幅厚比・細長比・柱脚。

👉 一級建築士【構造】鉄骨構造の知識まとめ|高力ボルト・溶接・幅厚比・柱脚のポイント

木構造

木材の異方性・柱の小径・筋かいの寸法規定。

👉 一級建築士【構造】木構造の知識まとめ|柱の小径・筋かい・継手仕口のポイント

地盤・基礎

地盤の許容応力度・杭基礎・負の摩擦力・液状化。

👉 一級建築士【構造】地盤と基礎の知識まとめ|許容応力度・杭基礎・液状化のポイント

免震・制振

耐震との違い、積層ゴム・ダンパーのしくみ。

👉 一級建築士【構造】免震・制振・耐震の違いをわかりやすく解説|しくみと特徴を比較


STEP6:構造設計の制度を理解する

設計ルートに関わる制度知識。法規との橋渡しになる重要分野です。

構造計算の種類と適用除外

許容応力度等計算・保有水平耐力計算・限界耐力計算の違いと、それぞれで省略できる仕様規定。

👉 一級建築士【学科】許容応力度・保有水平耐力・限界耐力計算の違いと適用除外条文まとめ


学習ロードマップまとめ

【計算問題】(コツコツ積み上げ)
 STEP1 部材応力・断面二次モーメント(土台)

 STEP2 たわみ・座屈・仮想仕事(変形と安定)

 STEP3 ラーメン・トラス(骨組)

 STEP4 全塑性・複合問題(終局・応用)

【文章題】(直前期に一気に)
 STEP5 荷重 → RC → S造 → 木造 → 地盤 → 免震制振

 STEP6 構造計算の制度(法規とつながる)

構造は範囲が広く見えますが、計算はパターン・文章題は理由という軸で取り組めば、必ず安定した得点源になります。各記事は図解と○×問題つきなので、順番に進めていけば自然と実力がつくはずです。

苦手意識のある人ほど、まずは STEP1 の部材応力から、焦らず一歩ずつ進めていきましょう。


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