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一級建築士施工予想問題CCUS低炭素直前対策2026年

一級建築士【施工】2026年(令和8年)学科ガチ予想|2024年問題・CCUS/低炭素コンクリート/改修・あと施工アンカーを○×で総仕上げ

ガチ予想シリーズ第4弾は施工です(計画環境・設備構造に続きます)。

施工は数値の科目ですが、近年は「現場の社会情勢」が確実に混ざってきます。働き方改革・担い手不足・脱炭素——現場が変わればテストも変わる。令和7年の傾向と2025年の現場の変化から絞り込みます。

⚠️ 本記事は学習用の予想であり、出題を保証するものではありません。基準・制度は執筆時点の公開情報に基づきます。本試験では問題文の条件を最優先してください。


予想の根拠——「現場の3大変化」がそのまま出題テーマになる

現場で起きたこと試験への意味
2024年4月:時間外労働の上限規制が建設業に適用(2024年問題)施工管理・マネジメント枠の新定番。CCUS・遠隔臨場・ICT施工まで一続き
脱炭素が施工に到達(R7でエンボディドカーボン・木質系材料・資源循環が出題)施工側の答えは低炭素コンクリート・再資源化・木造施工
ストック活用の時代(R7計画で団地再生、既存活用が頻出)施工側の答えは改修工法・あと施工アンカー
R7施工はフレッシュコンクリート受入検査が表問題で初出題数値系は受入検査まわりの深掘りが続くと読む

予想の軸:「働き方改革の用語」×「低炭素の施工」×「改修の施工」。数値は受入検査を最優先で。


予想テーマ一覧(S/A/Bランク)

ランクテーマ根拠
S働き方改革・現場マネジメント(時間外上限規制・CCUS・遠隔臨場・ICT)2024年問題は現在進行形の最大テーマ
S低炭素の施工(高炉セメント・混合セメント・再資源化・CO2固定コンクリート)R7のエンボディドカーボンの「施工側の答え」
A改修の施工(耐震改修工法・あと施工アンカー・炭素繊維補強)ストック活用の流れの施工版
Aフレッシュコンクリートの受入検査(スランプ・空気量・塩化物の数値)R7で表問題化→数値の深掘りが続く
B木造・鉄骨の施工(CLTパネル工法・集成材の含水率・高力ボルト)大規模木造の流れ+定番の融合
B仮設・安全(足場の点検強化)労働安全の法改正が続いている領域

Sランク①:働き方改革・現場マネジメント——「2024年問題」を用語で

用語一言定義
時間外労働の上限規制2024年4月から建設業にも適用。原則月45時間・年360時間(特別条項でも年720時間等の上限)
CCUS(建設キャリアアップシステム)技能者の資格・就業履歴を登録・蓄積し、経験と技能を客観評価して処遇改善につなげる仕組み
遠隔臨場ウェアラブルカメラ等の映像で、材料検査・段階確認を遠隔で行う。監理の効率化
i-Construction 2.0建設現場のオートメーション化(省人化)を進める国の方針
週休2日(4週8閉所)適正な工期設定とセット。「著しく短い工期」の禁止と合わせて処遇改善の柱

人が足りない→時間を守る→データと遠隔で効率化」というストーリーで覚えると、どの用語が出ても対応できます。


Sランク②:低炭素の施工——セメントを混ぜてCO2を減らす

セメントは製造時(石灰石の焼成)に大量のCO2を出します。だからセメントの一部を産業副産物で置き換えるのが施工側の脱炭素の基本です。

高炉セメントB種の3つの急所 高炉セメントB種は、①セメントを高炉スラグで置換するため製造時CO2が約4割減る。②強度の伸び方は材齢曲線で、初期強度は普通ポルトランドより小さいが長期で逆転して大きくなる。③中性化の進行は普通ポルトランドより速く、コンクリート断面の中性化深さが大きくなりやすいので注意。 高炉セメントB種の急所——「CO2減・初期は遅い・長期は強い・中性化は速い」 ① 製造時CO2が減る 100 普通 ポルトランド 約6割 高炉B種 スラグ(製鉄副産物)で置換した分だけ減る ② 強度の伸び方(材齢曲線) 圧縮強度 7日 28日 91日 材齢 長期で逆転 普通ポルトランド 高炉セメントB種 初期は小さい(養生に注意) 水和熱も小さい(マスコンクリートに有利) ③ 中性化は速い(注意) 鉄筋 表面 普通 高炉B種 中性化深さが大きくなりやすい → 鉄筋のかぶり・仕上げで配慮 「低炭素=万能」ではない(ひっかけ定番) 覚え方:初期=小/長期=大/水和熱=小/中性化=速い——そしてCO2は約4割減(エンボディドカーボン低減)

あわせて資源循環の施工も一続きで:

  • コンクリート塊は破砕して再生砕石(路盤材等)に再資源化。建設リサイクル法の特定建設資材(コンクリート・コンクリートと鉄からなる建設資材・木材・アスファルト)は分別解体・再資源化が義務
  • CO2を吸収・固定するコンクリート(炭酸化で硬化する製品など)が実用化——「エンボディドカーボンを減らす施工」の代表例

Aランク①:改修の施工——壊さず強くする技術

工法・用語押さえる内容
あと施工アンカー既存躯体に後から打つアンカー。接着系(樹脂)と金属系(拡張)。孔内の切粉・粉じんの清掃が付着力を左右する
鉄骨ブレース増設既存フレームとの間をあと施工アンカー+グラウトで一体化
炭素繊維シート巻付け柱に巻いてせん断耐力・靱性を向上。軽量で施工性が良い
耐震スリット新設既存の腰壁・垂れ壁と柱を切り離し、短柱のせん断破壊を防ぐ構造とまたぎ)

Aランク②:フレッシュコンクリートの受入検査——数値の総点検

令和7年に表問題化した領域。数値の許容差を優先して固めます(コンクリート工事の復習とセットで)。

検査項目基準(代表値)
スランプ指定8cm以上18cm以下 → 許容差±2.5cm(21cmでは±1.5cm)
空気量普通コンクリート4.5% → 許容差±1.5%
塩化物イオン量原則0.30kg/m³以下
単位水量185kg/m³以下を標準

Bランク:木造・鉄骨の施工+仮設

  • CLTパネル工法:工場製作したパネルを現場で組み立て。工期短縮・品質安定(大規模木造の流れ)
  • 構造用集成材の含水率15%以下(JAS)。木造化が進むほど狙われる数値
  • 鉄骨の定番は鉄骨工事で総復習(トルシア形=ピンテール破断で本締め確認、など)
  • 足場:組立て・変更後は点検してから使用。近年の労働安全関係の改正で点検の確実化が強化されている

予想○×チェック 20問

働き方改革・現場マネジメント(S)

Q1. 2024年4月から、建設業にも時間外労働の上限規制(原則月45時間・年360時間)が適用されている。

Q2. CCUS(建設キャリアアップシステム)は、技能者の資格や就業履歴を登録・蓄積し、処遇改善につなげるための仕組みである。

Q3. CCUSは、建設会社の経営状況を評価して公共工事の入札資格を決定するシステムである。

Q4. 遠隔臨場とは、ウェアラブルカメラ等の映像を用いて、材料検査や段階確認を遠隔で行うことをいう。

Q5. 週休2日の確保や適正な工期設定は、建設業の担い手確保のための取り組みに含まれる。

低炭素の施工(S)

Q6. 高炉セメントB種を用いたコンクリートは、普通ポルトランドセメントに比べて初期強度は小さいが、長期強度は大きい。

Q7. 高炉セメントB種を用いたコンクリートは、普通ポルトランドセメントに比べて中性化の進行が遅い。

Q8. 高炉セメントの使用は、セメント製造時のCO2排出量の削減(エンボディドカーボンの低減)につながる。

Q9. 解体で発生したコンクリート塊は、破砕して再生砕石として路盤材等に再資源化できる。

Q10. 建設リサイクル法の特定建設資材には、コンクリート・木材・アスファルトが含まれる。

改修の施工(A)

Q11. 接着系あと施工アンカーの施工では、穿孔した孔内の切粉を清掃せずに樹脂を注入してよい。

Q12. 炭素繊維シートの柱への巻付け補強は、柱のせん断耐力や靱性の向上に有効である。

Q13. 耐震改修における鉄骨ブレースの増設では、既存躯体との接合にあと施工アンカーが用いられる。

コンクリート受入検査(A)

Q14. スランプ18cmと指定したコンクリートの受入検査では、許容差は±1.5cmである。

Q15. 普通コンクリートの空気量の許容差は±1.5%である。

Q16. フレッシュコンクリートの塩化物イオン量は、原則0.30kg/m³以下とする。

木造・鉄骨・仮設(B)

Q17. CLTパネル工法は、工場製作したパネルを現場で組み立てるため、工期短縮が期待できる。

Q18. 構造用集成材の含水率は、25%以下であればよい。

Q19. トルシア形高力ボルトの本締め完了は、ピンテールの破断により確認する。

Q20. 足場は、組立てや変更を行った後、点検を行ってから使用しなければならない。


解答・解説

解説
Q1猶予期間が終わり2024年4月から建設業にも適用(=2024年問題)
Q2技能者の経験と技能の見える化→処遇改善が目的
Q3×CCUSは技能者個人の履歴システム。会社の経営評価(経審)とのすり替えに注意
Q4映像による遠隔での検査・確認。監理の効率化
Q5適正工期・週休2日は担い手確保の柱
Q6初期は遅く長期で伸びる。養生期間に注意
Q7×中性化は速く進む。「スラグ入り=全部強い」と思わせる定番ひっかけ
Q8セメント量を置換で減らす→製造時CO2減
Q9再生砕石・再生骨材として循環
Q10コンクリート・コンクリートと鉄から成る資材・木材・アスファルトの4品目
Q11×孔内清掃は付着力の生命線。切粉が残ると強度が大幅低下
Q12軽量・省スペースでせん断・靱性を改善
Q13アンカー+グラウトで既存躯体と一体化
Q14×スランプ8〜18cmの許容差は±2.5cm(±1.5cmは21cmの場合)
Q15空気量4.5%に対し±1.5%
Q160.30kg/m³以下が原則
Q17工場製作+現場組立=工期短縮・品質安定
Q18×構造用集成材は15%以下(JAS)。数値のすり替えに注意
Q19ピンテール破断=本締め完了の合図(鉄骨工事
Q20組立て・一部解体・変更後は点検してから使用が原則

まとめ——施工の直前期は「新語を拾って、数値を締める」

優先やること
12024年問題の用語セット(上限規制45/360・CCUS=技能者の履歴・遠隔臨場)
2高炉セメントB種の性質の向き(初期小・長期大・水和熱小・中性化は速い
3あと施工アンカーの孔内清掃と改修工法の目的(せん断・靱性・短柱防止)
4受入検査の数値(±2.5cm/±1.5%/0.30kg/m³/185kg/m³)
5定番の総復習は施工シリーズで:コンクリート鉄筋型枠鉄骨防水左官・タイル地業塗装・内装

最終回は法規のガチ予想。ゴールは目前です、一緒にいきましょう🐱