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一級建築士計画予想問題大屋根リングプリツカー賞直前対策2026年

一級建築士【計画】2026年(令和8年)学科ガチ予想|万博・大屋根リング/プリツカー賞/サステナ新用語を○×で総仕上げ

学科試験まであと3週間。ここからは「出るところに絞る」時期です。

この記事は計画の直前ガチ予想。当てにいきます。ただし闇雲なヤマ勘ではなく、①前年(令和7年)に初出題された流れ②試験前年の建築時事という2つの根拠から絞り込みました。読み終わる頃には、予想テーマの○×20問がそのまま得点源になる構成です。

⚠️ 本記事は学習用の予想であり、出題を保証するものではありません。数値・事実は執筆時点の公開情報に基づきます。本試験では問題文の条件を最優先してください。


予想の根拠——「前年の初出題」と「前年の時事」は続く

まず、令和7年(2025年)の計画で初出題された内容を振り返ります。

令和7年の初出題何を意味するか
サーキュラーエコノミー(循環経済)資源循環・脱炭素の用語が計画の出題領域に入った
ウォーカブルシティ都市再生系の「新しいまちづくり用語」が出る流れ
エンボディドカーボン建物の脱炭素を「建設時のCO2」まで掘る流れ
既存建築物の活用・資源循環・木質系材料ストック活用+木造化が計画の主戦場に

一度開いた出題領域は、翌年「深掘り・言い換え」で再登場するのが学科試験の定石です。そして2025年は建築界に超巨大トピックがありました——大阪・関西万博です。

予想の軸:「サステナ新用語の第2波」×「万博の建築」×「プリツカー賞」。この3本柱で計画の新規問題を迎え撃つ。


予想テーマ一覧(S/A/Bランク)

ランクテーマ根拠
S大阪・関西万博:大屋根リング(藤本壮介・世界最大の木造・貫接合)会期翌年は時事建築の定番出題タイミング。木造化の流れとも合流
Sサステナ新用語 第2波(アダプティブリユース・エンボディドカーボン・CLT・ZEB)R7初出題の路線がそのまま続くと読む
Aプリツカー賞(2025劉家琨/2024山本理顕の代表作)受賞者は数年分まとめて問われる。劉家琨は「再生レンガ」がサーキュラーエコノミーと直結
A都市計画の新語(15分都市・ウォーカブル再出題・立地適正化計画)ウォーカブルの初出題は「導入」。翌年は関連語へ展開すると読む
B実例建築物(麻布台ヒルズ=日本一330m など)高さ日本一の更新は狙われやすい定番ネタ
B世界遺産2025年に日本の新規登録がなかったため優先度低め(飛鳥・藤原は2026年審査中=出題は来年以降)

Sランク①:大屋根リング——数字と用語をセットで

万博会場のシンボル大屋根リングは、計画・施工・構造のどこからでも出せる「またぎ出題」候補。計画では設計者・規模・接合方法の3点を押さえます。

大屋根リングの概要 大阪・関西万博の大屋根リングは藤本壮介の会場デザイン。周長約2km・高さ最大約20mのリング状で、世界最大の木造建築物としてギネス認定。柱と梁を貫でつなぐ伝統的な貫接合を現代工法と併用している。 大屋根リング(EXPO2025)——世界最大の木造建築物 平面(リング) 直径 約600m 会場を囲む 周長 約2km/屋上は展望歩廊 断面(貫接合の木架構) くさび 柱を梁が貫通する「貫接合」+現代工法・金物を併用 会場デザインプロデューサー:藤本壮介/高さ最大約20m/ギネス世界記録「世界最大の木造建築物」認定(2025年)
項目押さえる内容
会場デザインプロデューサー藤本壮介(※隈研吾・伊東豊雄とのひっかけに注意)
規模周長約2km・直径約600m・高さ最大約20m。屋上が展望歩廊になる
記録世界最大の木造建築物としてギネス世界記録に認定
構造・接合社寺建築の貫(ぬき)接合を基本に、現代工法・金物を併用(※「伝統工法のみで金物不使用」としたら誤り)
文脈大規模木造・木質化の流れ(CLT・中大規模木造)とセットで出しやすい

「日本の伝統的な貫接合を現代技術で更新した、世界最大の木造建築物」——この一文を覚えれば、○×のどこを突かれても対応できます。


Sランク②:サステナ新用語 第2波

令和7年に初出題された脱炭素・循環系の用語は、今年「対の概念」「隣の用語」まで広がると予想します。

用語定義(一言)ひっかけポイント
エンボディドカーボン材料製造・輸送・建設段階などで排出されるCO2運用段階のCO2はオペレーショナルカーボン。逆にして出す
アダプティブリユース既存建物を用途転用しながら活かす再生手法「取り壊して新築」は含まない
サーキュラーエコノミー廃棄を前提にせず設計段階から資源循環を組み込む経済単なるリサイクル(3R)より広い概念
CLT(直交集成板)ひき板を繊維方向が直交するよう積層した木質パネル「平行に積層」なら集成材寄りの記述で誤り
ZEBシリーズ『ZEB』>Nearly ZEB>ZEB Ready(再エネ除き一次エネ50%以上削減)>ZEB OrientedReadyの「50%・再エネを除く」が急所
省エネ基準適合義務化2025年4月から原則すべての新築建築物に拡大「住宅は対象外」は誤り

Aランク:プリツカー賞——直近3年をまとめて

受賞者は数年分まとめて問われるのが定番。直近3年+代表作を整理します。

受賞者押さえる作品・キーワード
2024山本理顕(日本)横須賀美術館・はこだて未来大学・埼玉県立大学。「地域社会圏」=住まいとコミュニティの提案
2025劉家琨(リュウ・ジャークン)(中国)成都の西村大院。震災がれきを再生した「再生レンガ(Rebirth Brick)」——サーキュラーエコノミーと直結するため今年の大本命
2026スミルハン・ラディック(チリ)サーペンタイン・パヴィリオン(2014)。チリからはアレハンドロ・アラヴェナ(2016)に続く受賞

注目は劉家琨。R7初出題の「サーキュラーエコノミー」と、劉家琨の「再生レンガ」は完全に文脈がつながります。「資源循環を建築で実践した受賞者」として出題すると美しい問題が作れる——作問者の気持ちで見ると、ここが今年いちばん「出したい」ポイントのはずです。

※金沢21世紀美術館はSANAA(妹島和世+西沢立衛・2010年受賞)。山本理顕の作品と混ぜるひっかけに注意。


Aランク:都市計画の新語——ウォーカブルの「隣」

用語定義(一言)
ウォーカブル(WE DO)Walkable(歩きたくなる)・Eye level(まちに開かれた1階)・Diversity(多様な人と用途)・Open(開かれた空間)。「居心地が良く歩きたくなるまちなか」
15分都市徒歩や自転車で約15分圏内に生活機能をそろえる都市モデル(パリの政策で有名)
立地適正化計画居住誘導区域・都市機能誘導区域を定め、コンパクトシティ+ネットワークを実現する計画
エリアマネジメント地域の価値を住民・事業者が維持・向上させる継続的な取り組み

昨年「ウォーカブルシティ」が出た以上、今年はWE DOの中身15分都市まで踏み込まれる可能性が高い。逆に、同じ問題文の再出題はまずありません。


Bランク:実例建築物・その他

  • 麻布台ヒルズ森JPタワー(2023年・東京):高さ約330m日本一高い超高層ビル(あべのハルカス300mを更新)。「日本一」の更新は実例問題の定番ネタ
  • 世界遺産:2025年の世界遺産委員会で日本の新規登録はなし。「飛鳥・藤原の宮都」は2026年の登録審査中のため、出題は来年以降が本線。既登録の定番(法隆寺=現存最古の木造、姫路城など)の復習だけで十分
  • 各論のサイクル:令和7年の実例は「団地再生」「駅」。今年は美術館・図書館・庁舎系(製図課題「庁舎」との連動も含め)に注意

予想○×チェック 20問

本命テーマを○×に落としました。理由まで言えたら合格レベルです。

大屋根リング(S)

Q1. 大阪・関西万博の大屋根リングは、世界最大の木造建築物としてギネス世界記録に認定された。

Q2. 大屋根リングの木架構は、日本の伝統的な貫接合のみで構成され、金物は一切使用されていない。

Q3. 大屋根リングの会場デザインプロデューサーは隈研吾である。

Q4. 大屋根リングは周長約2km・高さ最大約20mのリング状建築物で、屋上を歩くことができる。

サステナ新用語(S)

Q5. エンボディドカーボンとは、建物の運用段階(冷暖房・照明等)で排出されるCO2のことである。

Q6. アダプティブリユースとは、既存建築物を取り壊し、発生材を新築に再利用する手法である。

Q7. サーキュラーエコノミーは、廃棄物の発生を前提とせず、設計段階から資源の循環利用を組み込む経済の考え方である。

Q8. CLT(直交集成板)は、ひき板を繊維方向が平行になるように積層接着した木質材料である。

Q9. ZEB Readyは、再生可能エネルギーを除き、基準一次エネルギー消費量から50%以上の削減を実現した建築物をいう。

Q10. 2025年4月以降、原則としてすべての新築建築物に省エネ基準への適合が義務付けられている。

プリツカー賞(A)

Q11. 2024年のプリツカー賞は山本理顕が受賞し、代表作に横須賀美術館やはこだて未来大学がある。

Q12. 2025年のプリツカー賞を受賞した劉家琨は、震災のがれきを再生した「再生レンガ」を建築に用いたことで知られる。

Q13. 山本理顕の代表作には、金沢21世紀美術館がある。

Q14. 2026年のプリツカー賞はチリの建築家スミルハン・ラディックが受賞した。チリの建築家の受賞はアレハンドロ・アラヴェナに続くものである。

都市計画の新語(A)

Q15. 「居心地が良く歩きたくなるまちなか」の要素WE DOのEは、Ecology(生態系への配慮)を意味する。

Q16. 15分都市とは、自動車で15分以内に都市の中心部へ到達できるよう幹線道路を整備する都市モデルである。

Q17. 立地適正化計画では、居住誘導区域と都市機能誘導区域を定める。

実例・その他(B)

Q18. 麻布台ヒルズ森JPタワー(2023年)は、高さ約330mで日本一高い超高層ビルである。

Q19. 「飛鳥・藤原の宮都」は2025年の世界遺産委員会で世界遺産に登録された。

Q20. 法隆寺金堂・五重塔は、現存する世界最古の木造建築物群である。


解答・解説

解説
Q12025年3月、世界最大の木造建築物としてギネス認定
Q2×伝統的な貫接合を基本に、現代工法・金物を併用。「金物ゼロ」がひっかけ
Q3×藤本壮介。国立競技場の隈研吾と混同させるひっかけ
Q4周長約2km・直径約600m・高さ最大約20m。屋上は展望歩廊
Q5×それはオペレーショナルカーボン。エンボディドは材料製造〜建設段階のCO2
Q6×アダプティブリユースは壊さず用途転用して活かす手法。取り壊しは含まない
Q7単なるリサイクルより広く、設計段階から循環を組み込むのがポイント
Q8×CLTは繊維方向が直交するように積層。「平行」は誤り
Q9Ready=再エネを除き50%以上削減。『ZEB』100%・Nearly 75%との階段も確認
Q102025年4月から原則すべての新築(住宅含む)に適合義務
Q11山本理顕=横須賀美術館・はこだて未来大学・埼玉県立大学など
Q12劉家琨の再生レンガ=資源循環の実践。サーキュラーエコノミーとセットで注目
Q13×金沢21世紀美術館はSANAA(妹島和世+西沢立衛)。作者と作品の入替に注意
Q142026年ラディック(チリ)。同国ではアラヴェナ(2016)に続く
Q15×EはEye level(まちに開かれた1階・目線の高さの賑わい)
Q16×15分都市は徒歩・自転車で15分圏に生活機能をそろえるモデル。自動車前提が逆
Q17コンパクトシティ+ネットワークの中核制度
Q18約330mであべのハルカス(300m)を更新し日本一
Q19×2025年の日本の新規登録はなし。飛鳥・藤原は2026年審査中
Q20法隆寺西院伽藍=現存最古の木造建築。建築史の定番

まとめ——直前期は「新しいものから」

優先やること
1大屋根リングの3点セット(藤本壮介・世界最大の木造・貫接合+現代工法)
2サステナ新用語の対比(エンボディド⇔オペレーショナル/CLT=直交/ZEB Ready=50%)
3プリツカー直近3年(山本理顕→劉家琨→ラディック)と代表作の対応
4WE DO・15分都市・立地適正化計画の一言定義
5残り時間で各論の定番(劇場病院事務所)を回す

新規問題は毎年2〜4問。ここを予想で拾えれば、残りは過去問の焼き直しです。定番分野の復習は計画シリーズの各記事(住宅・集合住宅都市・住宅地計画環境配慮・省エネ建築史)からどうぞ。

次回は環境・設備のガチ予想を予定しています。ラストスパート、一緒にいきましょう🐱