建築業界で働く私の家計管理|「貯まる家計簿」のつけ方と、蛇口とバケツで考える仕組み化
お金の話、第3弾です。NISAの始め方、資格という自己投資の回収ときて、今回は土台の土台——家計管理の話をします。
私が経験してきた建築業界は、ブラック、、、かなりブラックではあるものの、ある程度の給料は担保される業界だと思っています。
そんな業界にいながら「お金が貯まらない」と感じている人は、おそらく家計簿をつけられていません。
「つけてるよ?」——そういう人は、もしかしたら方法を間違えているのかもしれません。
家計簿は、作るだけでは意味がありません。ほとんどの人は貯金するためにつけるはずです。やり方をきっちり学んで、「お金が貯まる家計簿」をつけられるようになっていきましょう!
⚠️ 金額や割合は筆者個人の実例・考え方です。最適な家計は収入・家族構成・地域で大きく変わります。
全体像——「蛇口」と「バケツ」で考える
家計はシンプルに言うと、蛇口(収入)から水が入り、バケツ(家計)に貯まる構造です。
やることは3つだけです。
つまり、ある程度稼げている建築業界の人がまずやるべきことは——バケツの穴を塞ぐことです。
Step0. まず現状把握——「貯まる家計簿」のつけ方
仕組みづくりの前に、手取りと支出の見える化です。
あくまで参考ですが、私の管理方法を紹介します!(家計簿アプリはマネーフォワード MEを使っています。今どきは便利なアプリがたくさんあります)
手順① 銀行・クレカをアプリに連携する
支出が自動で読み込まれる状態を作ります。PayPayなどのコード決済は履歴が分かりにくいので、支払いはクレジットカードに寄せるのがおすすめです。
手順② 大項目を「4つの箱」に割り当てる
マネーフォワードの大項目はテンプレートで決まっているので、自分でルールを決めて4つの箱に割り当てます。私のルールはこうです。
手順③ 小項目で「特に管理したいもの」を分ける
小項目は自由に名前をつけられます。たとえば食費の中でもスーパー/コンビニ/外食と分けておくと、「どこで使いすぎたか」が一目で分かって管理しやすいです。
手順④ 読み込んだ明細をひとつずつ項目分けする
最初だけ少し手間ですが、一度項目分けすると以降は自動で振り分けられるので便利です!
これにて、とりあえずの「貯まる家計簿」の完成です。あとは月1回眺めるだけ(毎日つけない。続かないので)。
Step1. バケツの穴を塞ぐ——固定費の見直し(効果が大きい順)
節約というと食費や飲み代を思い浮かべますが、先に手を付けるべきは毎月の固定費です。
理由は単純で、一度見直せば、何もしなくても毎月効き続けるからです。
| 優先 | 固定費 | 見直しの定番 | 月の効果目安 |
|---|---|---|---|
| ① | 通信費 | 大手キャリア→格安SIM/オンライン専用プラン | 数千〜1万円 |
| ② | 保険 | 生活防衛資金が貯まれば医療保険は不要。掛け捨ても必要な分のみ | 数千〜数万円 |
| ③ | 住居 | 家賃交渉・住み替え・社宅/住宅補助のフル活用 | 数千〜数万円 |
| ④ | 車 | 本当に必要か。維持費(保険・駐車場・車検)を年額で見る | 数千〜数万円 |
| ⑤ | サブスク | 使ってないものを解約。年1回棚卸し | 数百〜数千円 |
| ⑥ | 税金 | ふるさと納税・iDeCo等の控除をきちんと使う | 実質数万円/年 |
私の実例
| 見直したもの | 内容 | 効果 |
|---|---|---|
| 通信費 | 大手キャリア→楽天モバイルへ乗り換え。使い放題なので自宅のネット回線も解約 | 12,000円→3,300円で月+8,700円 |
| 保険 | 必須の火災保険と自転車保険のみ。車は持っていないので以上 | 月の固定費0円(20代の平均は月約1万円払っているらしい、、、) |
| 住居 | 住宅手当・補助が出る会社に転職 | 月+10,000円 |
| サブスク | 不要なもの・被っているものを解約 | 月+3,000円 |
これだけで月2万円超=年26万円が、何もしなくても浮き続けています。
💡 ポイント①:変動費(食費・交際費)はあと。 ここを我慢から始めると続きません。現場の付き合いの飲み代をゼロにするより、スマホ代を月5,000円下げるほうが痛みゼロで効果は同じです。固定費を見直したあとで、変動費の中の不要なもの——私で言うと一人で行く適当な外食やコンビニですね笑——を取り除いていきます。
💡 ポイント②:特別費は別途貯金して用意する。 突如やってくる冠婚葬祭や旅行の予定、家電の買い替えなどはブレが大きいため、日々貯めておくことが重要です。家計簿をつけていくと年間の相場が大体見えてくるのですが、分からないうちはまず50万円程度を目指しましょう(車の購入など大きな目標がある場合は別途貯める必要あり)。
Step2. 生活防衛資金——バケツに「最低水位」を作る
固定費で浮いたお金は、まず生活防衛資金(生活費の3〜6か月分を普通預金に)へ。
- 急な出費で投資を狼狽売りしなくて済む
- 会社に何かあっても焦って転職しなくて済む
- そして保険が不要になる
NISAの記事で書いた「投資より先にやること」がこれです。
💡 ポイント:これは基本的には使わないお金です。 怪我や病気、失業などでどうしても足りない場合に使う——つまり保険の代わりですね。保険料を払う必要がなくなり、その分を投資や特別費に回せます!
Step3. 生活防衛資金が貯まったら、NISAへシフト
インフレの世の中のため、投資は必ず必要だと私は考えています。もちろんリスクはあるので自己責任ですが、現金で持ち続けることもリスクであることは理解してください。
広く分散されたインデックスファンドであれば、長期運用(15年以上が目安)することで高い確率で増やせます。銘柄の考え方や始め方はNISAの記事にまとめています。
💡 ポイント:直近で必要なお金は投資に入れない。 車を買うお金、結婚費用、子どもの学費などは特別費として貯金で対応しましょう。
そして給料日にやることは、これを全部自動化しておくだけです。
Step4. 「使う」を忘れない——削るだけの家計は続かない
最後に大事な話。家計管理の目的は貯めること自体ではなく、人生の選択肢を増やすことです。
- 自己投資:資格・書籍・健康。資格は回収まで考えれば最強の投資
- 経験への支出:旅行・人との時間。若いうちの経験は複利で効く
- 浪費も予算内ならOK:「今月の自由費◯万円」と枠で決めれば、罪悪感なく使えます
建築業界で働く人ならではのポイント
- 資格手当は「全額先取り投資」が最強:もともと無かった収入なので、生活水準を上げずにそのままNISAへ回せる
- 現場手当・出張手当:変動が大きい収入は「ボーナス扱い」にして生活費に組み込まない
- 転勤・社宅:住居費を会社に持たせられる期間は、貯蓄率を上げる最大のチャンス
まとめ——家計管理は「仕組み」が9割
| ステップ | やること | 一言 |
|---|---|---|
| 0 | 貯まる家計簿を作る(大項目を4つの箱に割り当て) | 一度分類すれば自動。眺めるのは月1回 |
| 1 | 固定費の見直し(通信→保険→住居→車→サブスク→税金) | 一度やれば毎月効く |
| 2 | 生活防衛資金(3〜6か月分) | 保険の代わり。家計の最低水位 |
| 3 | 基本の支出を確定させて貯蓄・NISAへ | 貯められる額を算出して自動化! |
| 4 | 使う(自己投資・経験・予算内の浪費) | 削るだけの家計は続かない |
蛇口(稼ぐ)とバケツ(今回)と貯水槽(NISA)——3つ揃えば、お金は勝手に貯まる仕組みになります。
家計管理はきついものに思われがちですが、実際は生活を豊かにする楽しいツールです!
私も家計簿をつける前は自由に使って、毎月ギリギリの生活にストレスを感じていました。でも使うお金と貯めるお金をはっきり分けたことで、浪費すらより楽しく使えるようになりました。ぜひ皆さんにもこの経験をしてほしいです!一緒にぼちぼち整えていきましょう🐱